現実逃避とポジティブシンキング

ジョブホッパー歴★年、エンジニアが語る。

仕事と生活の両立を目指すジョブホッパー

仕事が忙しくて生活は全て仕事ということになってしまうことはIT業界では稀ではない。その問題を解決するための手段として転職によって新しい職場を探すという選択肢を選ぶエンジニアは多い。職場環境としてサービス残業をするのが当然になっていたり、自宅に仕事を持ち帰っている人が多かったりする状況になっていて、これではワークライフバランスが理想的な形で確立できないと判断するのである。結果的にジョブホッパーになってしまうことは多く、実際に転職を終えて職場に出てみなければ実情を理解できないことが多いのが原因となっている。

概してIT業界で働いているとエンジニアは仕事が中心になる生活を送ることになる場合が多いが、生活面を重視している企業も散見されるようになってきた。仕事の忙しさを緩和する目的で転々と職場を移っていると最終的には自分の理想とする環境が整っている職場を見つけられるようになるだろう。ジョブホッパーになってしまうことでだんだんと転職が難しくなってしまいがちだが、IT業界ではある程度の技術力と経験があるエンジニアであれば受け入れてくれる企業は少なくない。ジョブホッパーになって将来的に仕事がなくなったら困るという不安を持ってしまう人もいるものの、思い切って転職に踏み切ることができれば忙しさを緩和できる可能性は十分にある。ワークライフバランスが気にかかる年齢になってきたときには転職を厭わないのが大切だろう。